栄枯盛衰、日々後悔
株式取引を開始したのは、ライブドアショックの少し前。
東京マザーズ、ジャスダックと新興市場が沸いていたときだ。
今こうして、当時の株価をみると如何にバブルであったかを感じる。
当時の株価はほんとうに新興市場の企業の身の丈サイズだったのだろうか?
今ならばこの企業にはこんな高い株価は合わないと購入しないだろうと思う。
その際たるものが、8703カブドットコム証券。
買った当初の株価はなんと1株220,000円。ライブドア事件ショック直前に購入した。
これもまた、買ったままの株を後生大事に数年間暖め続け、しっかり塩漬けにしてしまった。
今なら、さっさとロスカットしたものを悔しさがこみ上げる。資金の多くをドブに捨てたようなものだ。
なぜ買う気になったのか。
ネット証券が出来て、運用を始め、それぞれが手数料やシステム運用で競争をしていた。
ちょうど今、FX取引業者が手数料などで競い合っているのと同じである。
当時はすでに2口座も開設していたが、日本国内初のオークション方式による夜間取引市場を開始したと聞き、口座を移しかえようかとも思ったからだ。
ところが、この夜間取引市場、使ってはみたものの、日中のような取引額はない。便利なのは現物で買って、売り損ねた場合に売れるのでよいのだ。でも、手数料が高い。
さて、カブドットコム証券の成り立ちは正直なところ知らない。むしろ、三菱 東京UFJ銀行と提携し、銀行代理業に参入することから興味を持ち出した。
しかし、結局、面倒だとばかり、口座を開設せずにそのままだった。
あるとき、TOB(株式公開買付けとは、ある株式会社の株式等の買付けを、「買付け期間・買取り株数・価格」を公告し、不特定多数の株主から株式市場外で株式等を買い集める制度のことである。日本においてはTOBと言うことが多い。)されるという。
このとき、口座をつくり、このカブドットコム証券株だけを移動させておいたほうがよかったと気づいた。時すでに遅し。結局、TOBせずに市場で売る羽目になった。
TOB後は株価は騰がるでもなく、逆に下降していった。それも1株60000円で。
久々に8703を検索してみた。株価は330円。
栄枯盛衰を地でいったのだ。